無機有機ハイブリッドEPO

  • 透明
  • ホワイト

あらゆる基材と旧塗膜へ対応。
防錆効果もプラスした万能シーラー

新築時より光触媒処理の施されたサイディングボードや、光触媒で塗装された外壁など、今まで難密着性といわれていた全ての下地へ対応!!

features

無機有機ハイブリッドEPO
の特長

水性タイプ|⽔性2液反応硬化形超付着シーラー
油性タイプ|油性2液弱溶剤形エポキシ超付着シーラー

  • 高浸透性

    下地の深部まで浸透し優れた"くさび効果"を発揮。

  • 超付着性

    下地の活性状態に左右されない優れた付着性。

  • 補強効果

    ヘアークラックなどの劣化層に対し表面をしっかり補強。

  • 造膜効果

    吸込みの激しい下地に対し造膜することでトップコートの仕上がりを向上させる。

  • 防錆効果

    劣化した下地に浸透して強固に被膜、空気と水分の浸入を抑止。

  • シーリングのブリードを抑制

    シーリングから塗膜表層への可塑剤移行を効果的に抑制。(ホワイトのみ)

  • 遮熱補助

    遮熱塗料の下塗りとしても効果を発揮。(カラー:ホワイト)

detail

製品詳細

製品名 ①無機有機ハイブリッドEPO[水性タイプ]
②無機有機ハイブリッドEPO[油性タイプ]
荷姿 ①15kgセット(主剤:14kg/硬化剤:1kg)
②15kgセット(主剤:13.5kg/硬化剤:1.5kg)
施工用具 刷毛・中毛ローラー・エアレススプレー
適用基材 ①窯業系サイディング・無機系光触媒サイディング・金属サイディング・押出成形セメント坂・モルタル・コンクリート・PC坂・ALC・住宅用化粧スレート・波型スレート・セメント瓦・乾式洋瓦・釉薬瓦・アスファルトシングル・FRP樹脂・硬質塩ビ・木部・旧塗膜・アルミニウム・ステンレス など

②窯業系サイディング・無機系光触媒サイディング・金属サイディング・押出成形セメント板・モルタル・コンクリート・PC板・ALC・住宅用化粧スレート・波型スレート・セメント瓦・乾式洋瓦・釉薬瓦・カラー鋼板・フッ素鋼板・ガルバリウム鋼板・塩ビ鋼板・FRP樹脂・硬質塩ビ・木部・鉄部・電気亜鉛メッキ・アルミニウム・ステンレス など
透明・ホワイト

難密着サイディングはもちろんのことあらゆる基材と旧塗膜に抜群の密着力を発揮

密着性の得られにくい下地への強固な浸透固着性能の進化により、塗り替えが難しいとされる
乾式洋瓦(モニエル瓦、スカンジア瓦など)の下塗り材としても優れた密着力を発揮します。

表面密着のメカニズムと造膜効果

“くさび効果”で微細なクラックなどの表面をしっかり補強し下地としっかり密着。脆弱な下地でも造膜効果により従来のシーラーに比べ塗り回数を減らすことができます。

無機・有機下地対応のメカニズム

無機下地には無機成分が、有機下地には有機成分がそれぞれ付着することで、あらゆる下地への対応が可能になりました。

クロスカット試験(JIS K 5600-5-6)

クロスカット試験とは塗膜の密着性・付着性を調べる試験で、塗膜に基材まで達する格子状の切れ込みを入れ、その上にセロハンテープを圧着しテープの端を60°の角度で強く引き剥がし、密着性・付着性を評価します。

【試験方法】

【試験結果の評価基準例】

【補足情報】

素地材料:サイディング(光触媒)、陶器瓦、磁気質タイル、ステンレス、ガラス
表面調整:なし
塗装方法:磁気質タイル、ステンレス、ガラス:アプリケーター120μm/サイディング、陶器瓦:ローラー1回塗り
乾燥条件:72時間(23℃)
試験条件:気温23℃、湿度38%
切込工具:単一刃切り込み工具、等間隔スペーサー(2mm)、透明感圧付着テープ(10±1N/25mm)

 

【試験結果】

無機有機ハイブリッドEPOは上記の写真のような様々な基材に対して付着性試験を繰り返し実施することで、あらゆる基材への塗装を可能にしました。今まで塗装自体が困難と思われた様々な場面で安心して施工することができます。

適用基材と旧塗膜

※金属系基材などを塗装する場合は念入りな目粗しを行ってから施工してください。
※錆が発生している場合や腐食環境の厳しい場合は防錆性の高い錆止め塗料を使用してください。
※モニエル瓦はデッキブラシ等を併用しながら高圧洗浄し、着色スラリー層が除去できていることを確認した上で無機有機ハイブリッドEPOを2回塗りしてください。

緻密な塗膜構造と強力な浸透固着性の相乗効果により生み出される圧倒的な防食性能

無機有機ハイブリッドEPOは、空気と水分を遮断する緻密な塗膜構造と強力な浸透固着性能能の相乗効果により、
2液弱溶剤エポキシ系防錆塗料と比べ圧倒的な防食性能を発揮します。

無機有機ハイブリッドEPO防錆の仕組み

塗膜と基材の間から徐々に錆が入り込み、内部から錆が進行します。やがて塗膜は保護機能を失い、膨れや剥がれを引き起こします。

無機成分と有機成分が基材に強固に結着することで、錆の侵入の隙を与えません。

耐中性塩水噴霧性(JIS K 5600-7-1)

【試験条件】

【試験片と試料】

【試験結果】

【試験状況】

プレマテックス高耐候上塗り材との併用により、防錆性能を長期的に維持

プレマテックスの上塗り材と組み合わせることで、防錆効果を長期的に維持することが可能です。
また、有害な重金属を配合していない、鉛・クロムフリーのため、安全にご使用いただけます。

 

※実施工事の防錆効果は、基材の発錆状況やケレンの程度、膜厚や環境条件等で変わります。
※すでに発錆がみられる素地には状態に適した防錆塗料をご使用ください。

下塗り材:無機有機ハイブリッドEPO[油性タイプ]
上塗り材:タテイルα プレミアムエディション