超耐候性樹脂で形成された塗膜は、5Hの高硬度と超親水性を併せ持ち、
傷や汚れから長期間建物を守る
ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする合成樹脂は塗膜劣化要因である紫外線に強く、さらに5Hの高硬度を兼ね備えた塗膜は、凍った雪や黄砂など自然環境のさまざまな物理的ダメージからも建物を守ります。またガラス表面にも存在するシラノールで形成されたシラノール層は親水性を発揮し、付着した汚染物質を雨水で流し落とし、建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。
珪石(石英)から作り出された合成樹脂
珪石(石英)は自然界に存在し、石英ガラス、光ファイバー、半導体などの用途のほか、スペースシャトルの窓にも使用されました。その珪石(石英)を還元し金属ケイ素を作り、化学反応を加えて作り出したのが、無機と有機の性質を兼ね備えた合成樹脂です。
超促進耐候性試験(スーパーUV)
超促進耐候性試験(スーパーUV)における光沢保持率80%以上を長期間持続する「タテイルシリーズ」。その年数は、ウレタン樹脂塗料の約4.3倍、シリコン樹脂塗料の約3倍、フッ素樹脂塗料の約2倍です。
ガスバーナーによる燃焼試験
約1700℃のガスバーナーの炎を20秒間当てて塗膜の燃焼程度を比較した結果、タテイルシリーズは無機の特徴である難燃性により塗膜は燃えませんでした。
シラノール親水技術
シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。
塗装直後
塗料樹脂(無機系)全体にアルコキシシランが混ざっている状態。
乾燥・成膜過程
空気中の水分と反応(加水分解)しシラノールになる。
成膜後
塗膜表層にシラノール層を形成し親水性塗膜となり、塗膜全体にシラノールが存在することにより長期にわたり親水性を発揮。
引っかき硬度(JIS K 5600-5-4 鉛筆法)
鉛筆の先端に荷重がかかるように設計された鉛筆硬度試験器でタテイルシリーズの塗面を検査。塗面を肉眼で確認したところ、4H・5Hではきず跡なし、6Hでは塑性変形を生じるも凝集破壊は確認されませんでした。
5Hの高硬度な塗膜が傷や汚れから建物を保護
硬度の低い塗膜は傷がつきやすく大気中のチリやホコリも刺さるように付着します。傷に入り込んだ汚れや刺さったチリやホコリは取れにくく、美観を損なうだけでなく劣化を促進し建物の寿命を縮める原因になります。タテイルシリーズの5Hの硬く強靱な塗膜には傷がつきにくくチリやホコリも刺さらず、建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。
【一般塗料】
【タテイルシリーズ】
30年間塗り替えいらずの「タテイル」
超耐候性により塗り替え周期が長く、長期的にみればライフサイクルコストは低減されます。
ライフサイクルコストの比較
無機と有機の基本性能
タテイルシリーズは「無機」と「有機」の長所のみをハイブリッド。
無機成分含有率
無機塗料の性能を決めるのは無機成分含有率。
メーカー保証
タテイルシリーズの高性能にふさわしい長期的な保証期間を付けることにより、施主様に長く安心していただくことができます。
【タテイル】
外壁 製品保証15年
屋根 製品保証12年
【タテイル美館】
製品保証15年