パルフェTOPシリーズ
シリコン|無機|有機HRC

紫外線などにより発生した塗膜の劣化因子“ラジカル”を抑制し
優れた耐候性と塗膜性能を実現。
安心・安全性と低環境負荷もかなえた
住宅塗装に特化した水性塗料

features

パルフェTOPシリーズ
シリコン|無機|有機HRC
の特長

水性1液反応硬化形塗料

  • 超耐候性

    先進の多重ラジカル制御技術と、紫外線に強い合成樹脂から設計された塗膜は、耐候性に優れ建物を長期にわたり守り続けます。

  • 超低汚染性

    ガラス表面にも存在するシラノール基で形成された塗膜表層は、付着した汚染物質を雨水が流し落とし、カビや藻の発生も抑え、長期にわたり建物を美しく保ちます。

  • 美しい仕上がり

    下地への転写性(塗着性)が高く、また表面張力をコントロールすることで優れたレベリング性を発揮し、滑らかで光沢のある美しい仕上がりを実現します。

  • 水性タイプ

    水性塗料なのでにおいが少なく住宅が密集した地域でも近隣に配慮した施工ができます。また、環境負荷も軽減した人と環境に優しい塗料です。

  • 屋根塗装にも対応

    耐候性に優れた強靱な塗膜は、1液水性塗料では対応できなかった屋根塗装を可能にします。

進化を続ける水性塗料

水性塗料は、溶媒(希釈剤)として水を使用する塗料で、シンナーなどの有機溶剤を多く使う油性(溶剤)塗料に比べて臭気が少なく、人体や環境への負荷が少ないという特長があります。 かって水性塗料は、室内塗装などを中心に使われていました。しかし近年は技術の進歩により、外壁はもちろん屋根にも使用できる高性能タイプの水性塗料が開発され、水性塗料の需要は大きく広がりました。 現在では、安全性や環境配慮への意識の高まりとともに、性能と扱いやすさを兼ね備えた塗料として、住宅塗装の主流のひとつになっています。

塗料の乾燥過程で放出される成分の違い

※VOC(揮発性有機化合物):揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称。光化学スモッグ(光化学オキシダント)やPM2.5などの大気汚染物質の原因のひとつ。

水性塗料の特長

臭いが少ない

溶媒に水を使用しているため、シンナー特有の強い臭いがほとんどありません。施工中や施工後も、生活や近隣への影響を抑えることができます。

環境への負荷が少ない

揮発性有機化合物(VOC)の排出量が少なく、人体や環境への負担を抑えた塗料です。

取り扱いが容易

水で希釈でき、塗装道具も水洗いできるため、取り扱いが容易で作業性に優れています。

 

透湿性に優れる

湿気を外に逃がす性質があるため、塗膜の膨れや剥がれの原因となる内部結露を抑制します。

可とう性がある

基材の動きにしなやかに追従する性質を持ち、雨水の浸入を防ぎます。

旧塗膜への影響が少ない

既存塗膜を侵しにくいため、塗り替え時のトラブル(ちぢみ・リフティングなど)が起こりにくい特長があります。

多重ラジカル制御技術により塗膜の劣化因子“ラジカル”を抑制。
紫外線に強い塗膜がお住まいを長期的に守ります

ラジカルとは、塗料の顔料に含まれる酸化チタン(白顔料)が、紫外線や酸素、水などに接触することで発生する劣化因子のことです。
人の肌や塗料の樹脂のような有機質を破壊し、塗膜劣化の原因になっています。
パルフェTOPシリーズは耐候性に特化した多重ラジカル制御形酸化チタンを採用。あらゆる劣化因子から、最も効果的に塗膜を守り続けます。

ステージコントロール技術でラジカルを抑制

  • 1

    厚い多重構造無機バリア層で酸化チタン(白顔料)の表面をコートして紫外線の侵入を防ぐ。

  • 2

    発生してしまったラジカルも厚い多重構造無機バリア層内に封じ込めラジカルの増殖を抑制。

  • 3

    紫外線吸収剤(UVA)が紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変換して放出。

  • 4

    光安定剤(HALS)が発生したラジカルを封じ込め増殖を抑制。

多重ラジカル制御形酸化チタン採用多重構造無機バリア

パルフェTOPシリーズは自動車や重防食などの極めて高い耐候性が求められる分野で使用されている多重ラジカル制御形酸化チタンを、住宅塗装分野において業界に先駆けて採用しました。

 

一般的なラジカル制御形白顔料

ラジカル制御の効果が見られるものの、バリア層が薄いため完全には封じ込め切れず、樹脂に含まれる有機質を破壊。


多重ラジカル制御形酸化チタン[多重構造白顔料]

パルフェTOPシリーズの厚い多重構造無機バリア層は、発生してしまったラジカルをバリア層内に封じ込めラジカルの増殖を抑制し、樹脂に含まれる有機質を守ります。

紫外線吸収剤(UVA)と光安定剤(HALS)のはたらきによる相乗効果

紫外線から塗膜を守る“盾”の役割を果たすUVAと、ラジカルの増殖を抑制し塗膜劣化の広がりを防ぐ“薬”のような役割を果たすHALSを併用することで、塗膜の劣化抑止効果は相乗的に向上します。

 

樹脂劣化の直接要因となるUV-A波とUV-B波を効果的に吸収し、無害な熱として放出。

UVAが防ぎ切れず発生してしまったラジカルを封じ込めて無害化し、塗膜劣化の進行を抑制。

雨水が汚染物質を流し落とすハイドロクリーニング
効果により優れた低汚染性を実現

シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。また、静電気の帯電も少なくチリやホコリを寄せ付けず、建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。

シラノール親水技術

塗装直後

アルコキシシランが塗料樹脂全体に混ざっている

 

乾燥・成膜過程

空気中の水分と反応(加水分解)し、シラノールになり表層に配列される

 

成膜後

塗膜表層にシラノール層を形成し、超低汚染性塗膜ができる

 

撥水性と親水性

パルフェTOPシリーズは塗膜の表層にシラノール層を形成することで親水性塗膜となります。

 

塗膜に水滴ができてしまう(撥水状態)。

親水性で水が塗膜によく馴染む。

防藻・防カビ効果と、雨で汚れを落とす超低汚染性

雨で汚れを流し落とすレベルアップされたハイドロクリーニング効果。

 

【防藻・防カビ性】

長期間、藻やカビの発生を防ぎます。

【超低汚染性】

親水性に優れた塗膜表面と汚染物質の間に雨水が入り込み、汚染物質を浮き上がらせ、そのまま流し落とします。

【ご使用の塗料に添加するだけで性能アップ】強力防藻・防カビオプション

PBM-DS

住宅に高い頻度で検出される57種のカビ・細菌を含む2,000種もの菌・藻類に対し優れた効果を発揮する、世界最高レベルの防藻・防カビ剤。使用する上塗り塗料に少量入れるだけで、大切な建物の美観を長期にわたり保持します。
製品紹介ページはこちら

 

雨筋汚染ばく露試験(当社規格)

左側に一般水性無機塗料、右側にパルフェTOP有機HRCを塗装後6か月間放置した結果、パルフェTOP有機HRCは雨だれなどの汚染物質はほぼ付着していませんでした。

【低汚染性について】低汚染性とは、塗膜表層の汚染を低減し、雨によって洗い流されやすくする機能です。建物の美観維持に効果を発揮しますが、すべての汚れを完全に防ぐものではなく、建物の構造や立地環境によっては、上部に堆積した汚れが雨水とともに流下し、部分的に汚れが目立つ場合があります。

水性塗料の持つ安全性・環境性に加え
高い耐候性と機能性を追求した「パルフェTOPシリーズ」

パルフェTOPシリコン

高分子の有機基を主骨格とした樹脂に、耐候性の高いSiO₂(シロキサン結合)を高い架橋密度で合成。樹脂の合成段階から耐候性を高め、施工時には大気中の水分と反応して強固な塗膜を形成する、高耐候設計の水性シリコン塗料です。

 

【シロキサン結合とは】
シロキサン結合(-Si-O-Si-O-)は、建物に降り注ぐ紫外線エネルギーよりも強い結合エネルギーを持つ、きわめて安定した化学結合です。

パルフェTOP無機

紫外線で劣化しない無機成分で樹脂の主骨格を形成。石やガラスのように劣化しにくい耐候性と、塗膜に必要な柔軟性を付与します。耐候性、低汚染性など、建物の資産価値を守るうえで必要な塗膜性能と美しさを、長期にわたって維持することができます。

 

【無機成分とは】
ガラスと同じ珪石(石英)からつくられた合成樹脂で、石やガラスのように紫外線や熱で切断されない結合エネルギーを持っています。

パルフェTOP有機HRC

単体の樹脂性能に依存する塗料設計とは異なり、複数の高機能樹脂を最適に組み合わせた複合樹脂設計によって生まれたのが、有機HRC塗料です。艶落ち・色あせ・ひび割れといったあらゆる塗膜劣化の進行を有機HRC技術によって制御。建築用塗料における最高位グレードとして、建物の長期保護と資産価値の維持・向上に最も優れたパフォーマンスを発揮します。

 

【パルフェTOP有機HRCの調色について】
パルフェTOP有機HRCは、塗膜の耐候性を阻害する顔料を制限しているため、色見本帳のなかでも限界色での対応となる色があります。詳しくは、本ページ最下部をご確認ください。

優れた耐候性を発揮し
圧倒的なライフサイクルコストの低減を実現

促進耐候性試験

パルフェTOPシリーズを塗布した試験片で促進耐候性試験を行った結果、シリコンで約18年、無機で約23年、有機HRCで約25年相当を経過した段階で劣化の進行傾向が見られました。屋根や外壁において著しい色あせやチョーキングが発生する塗り替え推奨期(光沢保持率40%未満)までは、まだ十分な耐候性を残していることがわかります。

※期待耐用年数は、塗膜の下地保護機能が著しく低下し塗り替えが必要とされる時期の目安であり、保証年数ではありません。また、各製品の標準塗装仕様に準拠し、適切な施工および環境条件下で塗装された場合を前提としています。 ※期待耐用年数が経過しても、必ずしも直ちに塗り替えが必要な段階とは限りません。実際の建物では、色あせやチョーキングといった外観変化の程度を目安に、総合的にご判断ください。 塗料の期待耐用年数についてはこちらをご覧ください

優れたコストパフォーマンスを実現

住宅の塗り替えに使用する塗料は種類によって価格や耐候性が異なります。パルフェTOPシリーズは高い耐候性により塗り替え周期が長いため、優れたコストパフォーマンスと圧倒的なライフサイクルコストの低減をかなえます。

 

屋根・外壁のさまざまな基材に幅広く対応

パルフェTOPシリーズは各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)、各種屋根(カラーベスト・トタンなど)の塗り替えに幅広く対応。抜群の作業性で広くご活用いただけます。

 

屋根塗装で圧倒的真価を発揮

一般的な1液水性塗料は外壁用がほとんどであり、耐候性が求められる屋根塗装には2液タイプや油性タイプが推奨されてきました。パルフェTOPシリーズは環境条件の厳しい屋根において真価を発揮します。

「屋根用耐候性強化色」を使用することで、四季の天候や、さまざまな自然現象などの環境下に対し、2液油性塗料以上の耐候性を発揮します。

屋根と外壁(標準色)の耐候性差の生じない施工を可能にし、屋根と外壁の塗り替え周期も合うため長期的なコスト削減にもつながります。

「屋根用遮熱色」を使用することで、室内の温度上昇の要因である太陽光(近赤外線)を反射し、室内温度の上昇を抑え、省エネ・節電につながります。

耐候性、低汚染性に優れたパルフェTOPシリーズが塗膜表面の劣化を防ぐため、遮熱性能を長期にわたり保持します。

パルフェTOP有機HRCの調色
(High Regulation Color 〜高耐候厳制調色技術)について

パルフェTOP有機HRCは、塗膜の耐候性を阻害する顔料を制限しているため、色見本帳のなかでも限界色での対応となる色があります。限界色一覧表をあらかじめご確認の上、色の選定には十分にご注意ください。また日塗工色の調色にも限界がありますのであらかじめご確認ください。

 

化学的に安定で劣化や色あせに強い無機顔料に対して、有機顔料は早期に色あせします。有機HRC塗料は、最も色あせしやすい黄と赤をすべて黄土と赤さびに置き換えて色を表現。塗装時の色を保ち続けます。

 

【パルフェTOP有機HRC 限界色一覧表】

【PAINT COLORS プレマテックス色見本帳】

 

【プレマテックス屋根用色見本帳 耐候性強化色/遮熱色】