ピュアコート® プレマエディション
水と光のチカラで
地球と暮らしを美しく保つ
「ピュアコート®
プレマエディション」
それは出会いのクリエイティブ。
技術を重ね融合した光触媒とフッ素樹脂に陽光と雨が降りそそぎ、
建物は美しく、取り巻く空気は浄化される。
人をより快適に、環境をよりクリーンに。
エコロジーをテクノロジーで実現させた
ピュアコート® プレマエディションは
世界でただ一つの美をつくり出す、
自然にやさしいコーティング材です。
ピュアコート® プレマエディション
の特長
-
低汚染性
光触媒作用で汚れを分解し、雨水が汚れを流し落とす自浄効果を発揮。
-
高耐候性
四フッ化構造を持つフッ素樹脂とUVカット機能により、優れた耐候性を実現。
-
防カビ性
光触媒と防カビ剤のハイブリッドにより、優れた効果を発揮。
-
伸張性
優れた伸張性により、基材の膨張・収縮に追従。
-
環境配慮
光触媒の働きにより、大気汚染物質のひとつであるNOx(窒素酸化物)を分解。
-
施工性
塗装後すぐに親水性を発揮するため、均一施工の確認が容易。
画期的なコーティング材料
世界初の技術「ピュアコート® プレマエディション」
フッ素系アイオノマー+光触媒の世界初の特許技術(特許4522886号)を基に、さらなる性能向上や現場施工に適応させた「ピュアコート® プレマエディション」 2004年に世界で初めて開発され進歩しつづけている画期的なコーティング材料が、外壁の汚れを防ぎ寿命を延ばします。
光触媒+フッ素樹脂の力で長期的に美観を維持
光触媒独自の酸化チタンを利用し少量でも効果を発揮
一般の光触媒塗料はバインダーの表面に出ている酸化チタンしか反応しないのに対し、ピュアコート プレマエディションは汚れを落とす活性酸素の元となる水分子が内部まで浸透し、全ての酸化チタンが反応。また、一般的な球形ではなくロッド型のものを使用することで酸化・還元が区分され、従来の4倍もの酸化還元能力を獲得。LEDや電灯レベルの光にも反応するため、少量でも優れた効果を発揮します。
【一般的な光触媒塗料】
塗膜表面に出ている酸化チタンだけが反応。また、酸化還元反応が隣接して行われるため、互いの反応を打ち消し合ってしまう。
【ピュアコート プレマエディション】
水分子が内部まで浸透し、全ての酸化チタンが反応。ロッド型を使用することで酸化・還元が区別され、従来の4倍もの酸化還元能力を獲得。
フッ素樹脂光触媒に分解されない有機系樹脂を使用
燃料電池内部の固体電解質や食塩電解槽のセパレーターとして使われる、卓越した耐水性と酸やアルカリにも強い耐久性を持つフッ素系アイオノマーをバインダーに採用。光触媒に分解されない安定した有機系のバインダーを実現しました。また、配合の汎用性が広いため、防カビ剤や紫外線吸収剤などの機能性添加剤を加え、より高機能なコーティング材を作り出すことが可能です。
ピュアコート® プレマエディションの塗膜構造
ピュアコート プレマエディションは2つの層(光触媒層+中塗りカラー層)からなる画期的な施工技術です。酸化還元反応を促進する光触媒酸化チタンを分散させた光触媒層は、光触媒と耐候性に優れたフッ素系アイオノマーの働きで外壁の汚染を防ぐ自浄作用を発揮。一方、中塗りカラー層は酸化還元反応を抑制し、紫外線などによる色あせや劣化から塗膜を守ります。2つの層の活性酸素の相反する作用を最大限に活用し、施工当時のきれいな状態のまま基材の寿命を延ばします。
ピュアコート®
プレマエディションの
低汚染性メカニズム
ピュアコート プレマエディションは、光触媒作用とフッ素樹脂の親水性塗膜の機能により
外壁表面に付着する汚染物質を大幅に軽減し、長期にわたり美観を保持します。
光触媒作用で汚れを分解
光触媒である酸化チタンに光(紫外線)が当たり活性酸素が発生。
塗膜表面の親油性の汚染物質を活性酸素が分解し、付着力を弱化。
フッ素樹脂の親水性で汚れを防止
フッ素樹脂の塗膜表面を親水性にする機能により、雨水が玉のようにならず表面になじむ状態となります。雨水は膜のように広がり、汚染物質の下に入り込んで汚れを浮き上がらせ、そのまま流し落とします。フッ素樹脂の親水性は、太陽光が当たりづらい北面でも効果を発揮します。
親水性と撥水性の違い(イメージ)
防汚比較
ピュアコート プレマエディションの親水性の効果で汚れをきれいに洗い流すことができます。
優れた防カビ効果
美観や健康を損なう可能性のあるカビの発生を抑制します。
優れた防塵効果
フッ素系アイオノマーの性質により塗膜自体がイオン伝導性を持っているため、静電気を防ぎ、乾燥状態であってもチリ・ホコリ・黄砂などが付着しにくくなります。
NOx分解機能で環境に配慮
光触媒には、自動車などの排ガスなどに含まれ大気汚染物質の一つであるNOx(窒素酸化物)を分解する作用があります。その能力は施工面積200㎡で、ポプラの木約5本分※。外壁だけでなくその周りの空気も浄化し、環境保護に貢献します。
高耐候性カラー工法
ピュアコート プレマエディションは、優れた活性酸素コントロールシステムにより塗膜の退色・劣化を抑制し、長期的な耐候性の維持を実現しました。 また四フッ化フッ素樹脂や紫外線吸収剤、光安定剤がさらに耐候性を高める効果を発揮します。
ピュアコート プレマエディションの優れた活性酸素コントロールシステム
ピュアコート プレマエディションの光触媒作用は、優れた低汚染性の反面、内部の中塗り塗膜の性能保持に影響を及ぼす可能性がありました。ピュアインナーカラーは優れた活性酸素制御技術により内部に発生した活性酸素のダメージを抑制し、長期的な耐候性の維持を可能にしました。
ピュアインナーカラー内部では、活性酸素の発生を抑制する反応制御形酸化チタンと、活性酸素を捕捉する光安定剤(HALS)が、光触媒からの活性酸素の影響を封じ込め、有機分解機能を発揮させません。
紫外線による色あせや劣化に強い塗膜を実現
光触媒層耐候性に優れた四フッ化フッ素樹脂を採用
ピュアコート プレマエディションの光触媒層には、三フッ化フッ素樹脂の弱点であった塩素を含まない四フッ化フッ素樹脂を採用。促進耐侯試験では20年以上の耐候性を示しました(メタルウェザー試験1,000時間以上)。
中塗り層紫外線吸収剤(UVA)と光安定剤(HALS)の併用による相乗効果
ピュアインナーカラーは、紫外線から塗膜を守る“盾”の役割を果たすUVAと、活性酸素の増殖を抑制し塗膜劣化の広がりを防ぐ“薬”のような役割を果たすHALSの併用により、塗膜の劣化抑止効果が相乗的に向上します。
機能復元クリヤー工法
ピュアコート プレマエディションの光触媒リバイブシステム
光触媒コーティングされたサイディングのセルフクリーニング機能は経年とともにその効果を失っていきます。このような難付着サイディングに対応したピュアプライマーの上に紫外線透過抑止効果に優れたピュアインナーUVクリヤー、そしてピュアコート プレマエディション(光触媒層)を塗布することにより、失われた光触媒機能はその美しい意匠性を変えることなく復元し、再び長期的に保持することが可能になります。
よみがえるサイディングの光触媒機能
ピュアコートを塗布することにより光触媒作用が回復するだけでなく、ピュアインナーUVクリヤーが紫外線を効果的に抑制、さらにピュアプライマーのシラン化合物による高付着性とUVカット機能により、耐久性と耐候性の向上が期待できます。
製品ラインナップ
カラー工法
クリヤー工法