断熱コートEX プレマエディション
快適・安心・安全な
住環境の実現に貢献する
「断熱コートEXプレマエディション」
「断熱コートEX プレマエディション」は
優れた断熱・遮熱性能により、冷暖房費の節減・省エネに貢献。
また、騒音、結露、汚染物質など、さまざまな暮らしの問題も低減します。
一般住宅、ビル、工場など、暮らしを支える幅広い用途に対応し、
心地よい健やかな住環境を創造します。
断熱コートEX プレマエディション
の特長
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断熱性・遮熱性
優れた断熱・遮熱性能で冷暖房費の節減・省エネに貢献。
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耐候性
シロキサン結合とHALS、UVAの複合効果により、トップコート不要の耐候性を実現。
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弾性
弾力に富んだ塗膜がヘアークラックに追従し、シーリング上の施工も可能。
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防水性
外部の雨水を遮断し、防水効果を持続。
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防音性
高い防音効果により、雨音などの騒音や衝撃音を低減。
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結露抑制
建物内部に塗ることにより、内部結露を抑制。
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耐汚染性
緻密に形成された強靱な塗膜が汚れを寄せ付けない。
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安全性
人と環境にやさしい水性タイプ。
断熱・保温性
断熱コートEX プレマエディションは、耐候性に優れた有機無機ハイブリッドバルーンを採用。
熱伝導率が低いため優れた断熱性を発揮します。
外気の寒さを強力にブロックしながら室内の暖気を外に逃しにくくするため、
室温の保温効果により朝晩の冷え込みを和らげ、省エネ効果の高い快適な室内環境を実現します。
熱伝導率の比較
断熱性能は熱の伝わりやすさを数値化した「熱伝導率」で表すことができます。熱伝導率が低いほど熱を伝えにくく、断熱性が高いことを表します。 断熱コートEX プレマエディションは一般単層弾性塗料に比べ、熱伝導率が0.12W(m・K)と小さく、熱が伝わりにくい=優れた断熱性能が高いことを示しています。
断熱コートEX プレマエディションと一般単層弾性塗料を塗布した金属容器に100℃の熱湯を入れ5分後にサーモグラフィーで測定した結果、断熱コートEX プレマエディションを塗布した側は塗膜表面に熱が移動していないことが分かります。
有機無機ハイブリッドバルーンが十分な塗膜厚を確保
【顕微鏡による初期状態の塗膜の観察】スレートに塗装した塗膜をカッターで切り取り塗膜断面および表層を顕微鏡(63倍)で観察
断熱コートEX
プレマエディション(有機無機ハイブリッドバルーン)
有機無機ハイブリッドバルーンによる気泡が
十分な塗膜厚を確保し、緻密な塗膜表面を形成。
他社品G
(セラミックバルーン)
断熱コートEX プレマエディションに比べ
塗膜厚が薄く、塗膜表面も凹凸が激しく荒れている。
弾性塗膜が高い断熱性を発揮
【荷重試験】5,000kg/㎡の荷重を8時間かけた塗膜の状態を観察
断熱コートEX
プレマエディション(有機無機ハイブリッドバルーン)
有機無機ハイブリッドバルーンは
弾力性があるゴムボールのような性質のため、
バルーンが壊れず復元、断熱性能を持続する。
他社品G
(セラミックバルーン)
セラミックバルーンは硬いため荷重がかかると壊れてしまい、
バルーンを復元できず気泡がつぶれる。
断熱の基本性能は「厚み」と「熱伝導率」によって決まります。
熱の伝わり方イメージ
断熱・遮熱性
断熱コートEX プレマエディションは、室内の温度上昇の要因である
太陽光(近赤外線)を効率良く反射することにより、高い遮熱効果を発揮します。
さらに室内に外気の温度が伝わりにくくする断熱性の相乗効果により屋根や外壁の温度上昇を抑え、
外気の暑さに左右されない快適な室内環境を実現し、夏場の空調コスト削減に貢献します。
建物の表面温度上昇を抑制し、室内の温度を下げる
新潟テルサ(多目的ホール)
測定日:2009年8月20日
外気温:32℃
屋根材:鋼板
一般塗料塗布の屋根と比較して
表面温度が約12℃低下
T社工場
測定日:2010年7月23日
外気温:38.5℃
屋根材:鋼板
一般塗料塗布屋根と比較して表面温度約17℃低下
他社遮熱塗料塗布屋根と比較しても表面温度約9℃低下
新JIS規格(JIS K 5603)に準拠
【断熱コートEX プレマエディション 試験結果】JIS K 5603(塗膜の熱性ー熱流計測法による日射吸収率の求め方)
JIS K 5603(塗膜の熱性ー熱流計測法による日射吸収率の求め方)とは
従来の規格(JIS K 5602、JIS K 5675)の課題面であった「多様な遮熱塗料を画一的に評価できる測定方法」「消費者に分かりやすい基準」をクリアした、2017年11月に新たに制定された遮熱性能基準となるJIS規格。ここで求められる日射侵入比を使うことで日射反射機能以外の断熱、放射などのさまざまな遮熱機能にかかわらず、日射によって塗膜に発生する熱量のうち、内側に通過する熱量として、塗膜の遮熱性能を横並びで比較評価できるようになりました。
断熱コートEX プレマエディションと一般塗料の比較
室内の温度上昇の要因である太陽光(近赤外線)を反射し、蓄熱を抑制することで夏場でも室内温度の上昇を抑え、省エネ・節電につながります。
一般塗料
太陽光(近赤外線)を吸収し室内温度が上昇。エアコン室外機のフル稼働により、CO₂排出量が増加。
断熱コートEX プレマエディション
太陽光(近赤外線)を跳ね返すため室内温度の上昇を抑制。エアコン室外機の稼働が減り、CO₂削減に貢献。
耐汚染性
どんなに塗装直後の断熱・遮熱性能が高くても、塗膜表面が汚れてしまうとその効果は徐々に無くなっていきます。
断熱コートEX プレマエディションは、塗膜の表面が緻密に形成されているため
従来の断熱塗料に比べ格段に汚れに強く、優れた断熱・遮熱性能を長期にわたり保持します。
また、カビや藻の発生も抑制し、快適な住環境を維持します。
耐汚染性試験
〈試験条件〉
1. スレート板に断熱塗料(白)を標準量塗布(吹付け)し、1週間常温乾燥させる。
2. 塗膜を粉末カーボンに浸漬し、30秒経過後引き上げ、カーボン付着面の半面を濡れウェスで拭く。
3. カーボン非浸漬部を基準とし、それぞれの日射反射率を測定する。
汚れに強い塗膜が長期にわたり日射反射率を保持
断熱コートEX プレマエディションと他社品Gの日射反射率を曝露試験器で一年ごとに測定した結果、4年間で性能の保持率に約20%の差がでました。他社品Gは年々電気料金が上昇しているのに対し、断熱コートEX プレマエディションは長期にわたり性能を保持し、電気料金の抑制に貢献します。
遮音・防音性
小鳥のさえずりや虫の音、風や雨音、工場や工事現場、自動車や鉄道の走行音など、
自然の音から人工的な音まで、私たちはたくさんの音に取り囲まれて暮らしています。
断熱コートEX プレマエディションの優れた機能は、省エネだけでなく防音においても効果を発揮し、
屋根を打ち付ける雨音や、周辺環境の騒音や衝撃音を低減します。
高い防音効果で雨音や騒音を低減
〈試験概要〉
- 試験機関
- 東洋大学 理工学部 建築学科
藤井研究室(雨音の防音に関する数々の論文を発表)
- 東洋大学 理工学部 建築学科
- 試験板作製
- ガルバリウム鋼板屋根材(0.8mm厚)に各塗料をメーカー推奨使用量で塗布
- 試験方法
- ガルバリウム鋼板無塗装および塗装板で人工降雨(雨量換算150mm/h相当)による音圧レベルを藤井研究室の雨音測定試験装置で測定
断熱コートEX プレマエディションは
無塗装に比べて
6dbの防音効果を確認
他社品Gと同使用量(0.46kg/㎡)で比較しても、塗膜厚換算から断熱コートEX プレマエディションは63dBとなり、他社品G(64.9dB)よりも2dB程度防音効果に優れています。
環境基準法の「幹線交通を担う道路に近接する空間」基準値から、無塗装鋼板屋根は昼間の基準値(70dB以下/6時~22時)に該当。
断熱コートEX プレマエディション塗装後は
夜間の基準値(65dB以下/22時~6時)に該当
耐久性
断熱コートEX プレマエディションは耐候性・耐熱性・安定性に優れたシロキサン結合と、
紫外線を抑制するHALS・UVAの複合効果により
雨、風などの過酷な自然環境や四季の温度変化に強い、優れた耐久性を発揮します。
また、伸縮性のある塗膜が外壁の防水性を高めるため、建物の長寿命化にも貢献します。
野外曝露試験
断熱コートEX プレマエディションの有機無機ハイブリッドバルーンは2年間の曝露試験においても気泡を保持し、塗膜表層は緻密に形成されているため汚染物の付着が抑制されています。セラミックバルーン製の他社品は気泡がつぶれ、塗膜表層の凹凸に汚染物が付着し、藻やカビが発生しています。
耐温度変化性
〈試験概要〉
- 研究課題
- 凍害抑制効果の把握
- 研究機関
- 北見工業大学 社会研究工学科 コンクリート研究室
- 研究内容
- 断熱塗料で被覆したコンクリート供試体を作製し、凍結融解作用下における凍害抑制効果を明らかにするための実験検討
他社断熱塗料は凍結融解作用により、塗膜の浮きや剥がれなどが見られる一方、断熱コートEX プレマエディションは凍結融解300サイクル時でも塗膜の剥離や膨れがほとんど見られない。断熱コートEX プレマエディションは繰り返される急激な温度変化においても、高い耐凍害性・耐久性により、長期にわたり性能を維持します。
伸び試験(JIS A 6909)
専用の実験装置を用いて伸張性を測定した結果、断熱コートEX プレマエディションは室温23℃の場合の伸び率が200%(JIS A 6909 規格:120%以上)を示しています。ひび割れを防ぎ、雨水の侵入から建物を守り、耐久性を持続します。
伸び率200%の弾性塗膜がヘアークラックに追従。外部の雨水の侵入を遮断し、防水効果を持続します。
結露抑制
結露は、建物に悪影響を及ぼすだけでなく、喘息やアトピーの原因の一つとされる
カビやダニの発生につながり、健康被害や住宅の寿命を縮める原因になります。
断熱コートEX プレマエディションを内壁に使用することにより、結露の発生を抑制します。
断熱コートEX プレマエディションは結露の発生を抑制する
金属の缶の左半分に断熱コートEX プレマエディションを塗布し、缶の中に氷を入れた結果、無塗装の側には水滴(表面結露)が発生しているのに対し、断熱コートEX プレマエディションを塗った側は結露が発生していません。
熱抵抗とは温度の伝えにくさを表す値で、単位時間当たりの発熱量の温度上昇量を意味します。断熱コートEX プレマエディションは最も熱抵抗が高い値を示していることから、他の断熱塗料と比べ熱を伝えづらく結露を抑制することが可能です。
内壁への塗布で内部結露も抑制
内部結露は室内の暖かい空気が壁(断熱材)の内部に侵入し、水蒸気を含むことができる限界の温度を下回った場所で発生します。断熱コートEX プレマエディションを内壁に使用することで冷暖房効率を高めるだけでなく、内部結露の発生を抑制する効果も期待できます。
安全性
結断熱コートEX プレマエディションは水性のため、有機溶剤などの危険物を使用しません。
ホルムアルデヒド放散量もF☆☆☆☆(フォースター)適合。
文部科学省「学校環境衛生基準」指定6物質、厚生労働省指針13物質を含まない、
極めて安全性の高い環境にやさしい塗料です。
断熱コートEX プレマエディションの活用と今後の展開
断熱コートEX プレマエディションの性能は住宅やマンションなどの住宅建築のほか、工場や倉庫などの大規模構造物、オフィスや店舗、公共施設などの内外壁など、さまざまな場面・用途で利用され、今後さらなる活用が期待されています。
【適応下地】
- 屋根面
- 鋼板屋根、トタン、波形スレート、スレート
※スレート屋根に施工する際は、必ずタスペーサーを挿入し縁切りを行ってください。
- 鋼板屋根、トタン、波形スレート、スレート
- 一般建築物 内・外壁面
- コンクリート、モルタル、PCa板、ALC板、スレート板、ケイカル板、窯業系サイディング など
※窯業系サイディング及びALCの場合、下地の状態によっては塗膜ふくれやはがれを生じる可能性がありますのでご注意ください。湿気が溜まりやすい部位への施工の場合、脱気盤を使用した特殊通気工法が必要となります。弾性系スタッコ面の使用は塗膜ふくれの原因となりますので避けてください。
- コンクリート、モルタル、PCa板、ALC板、スレート板、ケイカル板、窯業系サイディング など
- その他
- 原料貯蔵タンクなどにもご使用いただけます
※100℃を超えるようなタンクでの使用は避けてください。
- 原料貯蔵タンクなどにもご使用いただけます
【塗膜性能】