タテイルα美館 プレミアムエディション

難密着性サイディングにも
抜群の密着力。
サイディングの意匠を損なわずに
長期的に守る無機クリヤー塗料。

劣化を知らない「無機」と、フレキシブル性を有する「有機」。
互いの肯定的側面は先進のハイブリッド技術により
世代交代という新たなポテンシャルを示す。

features

タテイルα美館 プレミアムエディション
の特長

弱溶剤2液超低汚染形無機塗料クリヤータイプ

  • 透明性

    サイディングの意匠の美観と風合いを損なうことなく再現。

  • 超耐候性

    ガラスと同じ珪石(石英)を原料とする合成樹脂を採用し超耐候性を実現。

  • 超低汚染性

    雨水が汚染物質を流し落とすハイドロクリーニング効果により超低汚染性を実現。

  • 高密着性

    光触媒サイディングなどにも抜群の密着性を発揮。

  • 難燃性

    万が一の火災時にも燃焼しにくい。

  • 防藻・防カビ性

    藻の発生を抑制しカビに対して強い抵抗力を発揮。

  • 弾性※

    タテイルアルファ美館弾性を使用することで割れやすいシーリング上部にも施工可能
    ※タテイルα美館弾性 プレミアムエディション


タテイルアルファ美館の高い光沢感は長期にわたり維持します。

サイディングの意匠を損なわずに長期的に守る
それが、「タテイルアルファ美館 プレミアムエディション」。

日々、紫外線や雨水などにさらされている外壁は、時間の経過とともに劣化していきます。
意匠性を持つサイディングの外壁は、早めにクリヤー塗装をすることにより
美観と風合いを損なわず長期にわたり守り続けます。

美しい意匠を残せるか? 塗りつぶしか?塗り替え時期が大切です。

サイディングが劣化する前

美しいサイディングの意匠は、劣化する前にクリヤー塗装することで長期にわたり風合いを守り続けることが出来ます。

●クリヤー塗装

クリヤー塗装をした写真

美しいサイディングの意匠をそのまま守り続けます。

サイディングが劣化した後

経年劣化により汚れてしまったサイディングでは、新築時の風合いをクリヤー塗装で再現することは難しく、塗りつぶしとなってしまいます。

●カラー塗装で塗りつぶし

カラー塗装で塗りつぶした写真

せっかくの美しい意匠がべったりと塗りつぶされてしまいます。

紫外線吸収剤(UVA)がUV-A波・UV-B波を吸収・放出

紫外線には3つのタイプが存在しています。この中で私たちにダメージを与えているのはUV-A波とUV-B波です。【紫外線吸収剤(UVA)のはたらき】樹脂劣化の直接要因となるUV-A波とUV-B波を効果的に吸収し無害な熱として放散。半永久的にその過程を繰り返す。

 

独自の強固な分子構造で紫外線透過抑制を発揮

一般的な塗装

紫外線が透過して分子構造が壊れやすい

タテイルアルファ美館

紫外線が透過しないように抑制して反射

超促進耐候性試験(スーパーUV)

超促進耐候性試験における光保持率と時間のグラフ

超促進耐候性試験(スーパーUV)における光沢保持率80%以上を長期間持続する「タテイルアルファ美館」。その年数は、ウレタン樹脂クリヤーの約2.9倍、シリコン樹脂クリヤーの約2倍、フッ素樹脂クリヤーの約1.3倍です。

超耐候性とシラノール親水技術により、長期にわたり美観と風合いを保持。

シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。また、静電気の帯電も少なくチリやホコリを寄せ付けず建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。

シラノール親水技術

塗装直後

塗料樹脂にアルコキシシランが全体に混ざっている

タテイルアルファ美館塗装直後の図

乾燥・成膜過程

空気中の水分と反応(加水分解)し、シラノールになり表層に配列される

タテイルアルファ美館乾燥成膜過程の図

成膜後

塗膜表層にシラノール層を形成し、超低汚染性塗膜が出来る

タテイルアルファ美館成膜後の図

撥水性と親水性

タテイルアルファ美館は塗膜の表層にシラノール層を形成することで親水性塗膜となります。

 

【撥水状態】フッ素樹脂塗料の場合、撥水性で塗膜に水滴ができてしまう

【親水状態】タテイルアルファ美館は親水性で塗膜によくなじむ

雨で汚れを流し落とすハイドロクリーニング効果と、防藻・防カビ効果も発揮します。

タテイルアルファ美館は塗装後1ヶ月ほどで成膜し、その後発揮するハイドロクリーニング効果により建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。

 

防カビ性のイメージ

超低汚染性のイメージ 親水性に優れた塗膜表面と汚染物質の間に雨水が入り込み、汚染物質を浮き上がらせ、そのまま流し落とします。

光触媒サイディングなど難密着性のあるサイディングにも
抜群の密着力。

光触媒コーティングやフッ素焼付コーティングなど難密着性のあるサイディングにも抜群の密着性を発揮します。また光触媒塗料や無機系塗料で塗装された外壁の2回目の塗替えにもご利用いただけます。

クロスカット試験(JIS K 5600-5-6)

クロスカット試験とは塗膜の密着性・付着性を調べる試験で、塗膜に基材まで達する格子状の切込みを入れ、その上にセロハンテープを圧着しテープの端を60°の角度で強く引き剥がし、密着性・付着性を評価します。

クロスカット試験方法1

クロスカット試験方法2

 

【試験結果の評価基準例】

評価基準例 10点評価基準例 8点評価基準例 6点評価基準例 4点評価基準例 2点評価基準例 0点

【試験結果】

サイディング(セラミック系) 10点 サイディング(光触媒) 10点 磁器質タイル 10点 ステンレス 10点

※補足情報
素地材料:サイディング(セラミック系)、サイディング(光触媒)、磁気質タイル、ステンレス 表面調整
表面調整:なし
塗装方法:磁気質タイル・ステンレス:アプリケーター120μm、各種サイディング:ローラー2回塗り
乾燥条件:72時間(23℃)
試験条件:気温21℃、湿度52%
切込工具:単一刃切込み工具、等間隔スペーサー(2mm)、透明感圧付着テープ(10±1N/25mm)

タテイルアルファ美館は左記の写真のような様々な基材に対して付着性試験を繰り返し実施する事で、あらゆる基材へのクリヤー塗装を可能しました。今まで塗装自体が困難と思われた様々な場面で安心して施工することができ、長期に渡ってその意匠性を維持することができます。

適応基材/下地

意匠系サイディング・光触媒サイディング・フッ素焼付金属サイディング・磁器質タイル・無機系塗膜など。

試験成績 JIS K 5660 準拠 「容器の中の状態」「塗装作業性」「塗膜の外観」
JIS K 5600 準拠 「付着性」「耐水性」「耐アルカリ性」 全項合格