グランデ有機HRC
融合と革新がもたらす進化が
塗料を新たな歴史へと
前進させる。
グランデ有機HRC
の特長
水溶性2液溶剤形ハイグレード有機HRC塗料
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超耐候性
3つの製法設計技術が無機塗料をしのぐ新しい耐候性を創造。塗膜のあらゆる劣化要因を解明し、さまざまな塗料グレードの中で最も優れた超耐候性を有しています。
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高靱性
特殊有機複合樹脂があらゆる外力に耐えうる塗膜強度を発現。さらにエポキシ樹脂の3次元網目構造がしなやかさを付与することで靱性の高い塗膜を形成します。
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超低汚染性
水溶性溶剤がつくりだす緻密な塗膜と特殊有機複合樹脂が形成する親水層が相乗効果を発揮。雨による高い洗浄効果を長く保持します。
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耐退色性
耐候性の低い有機顔料を一切使わず色を表現する顔料調合。化学的に安定性の高い無機顔料調色が長期にわたって塗りたての仕上がりを維持します。
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高付着性
水溶性溶剤塗料の付着特性をエポキシ架橋剤が強化。2液油性塗料に劣らない付着性を発揮します。
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透湿性
水溶性溶剤エマルションが、強靱な塗膜と緩やかな透湿抵抗性を両立します。
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美しい仕上がり
特殊な高分子化技術と水溶性溶剤の造膜特性が、優れたレベリング性を発揮。平滑で美しい仕上がりと、油性塗料を超える圧倒的な艶感を演出します。
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優れた環境性
環境負荷の高い有機化合物は使用せず、水溶性溶剤と水のみを溶媒に使用することで、高い塗膜性能と環境性を両立します。
水溶性溶剤とは
水と溶剤(油)は本来混ざり合いませんが、溶剤の中でも水に溶けやすい(混ざりやすい)性質を持った溶剤のことを水溶性溶剤と呼びます。
水溶性溶剤は、シャンプーや化粧品、医薬品、電子タバコなど、さまざまな分野で広く利用されています。

水溶性溶剤がかなえる安全な低VOC塗料

水溶性溶剤と水を溶媒に使うことで、油性塗料特有のメリットを活かしつつ、安全で環境にやさしい低VOC塗料をつくることができます。水溶性溶剤塗料は、一般的な油性塗料(弱溶剤塗料)に含まれるキシレンやエチルベンゼンはもちろん、(一社)日本塗料工業会に掲載のVOCリスト※の全てを含みません。
※日本塗料工業会のVOCリスト https://www.toryo.or.jp/jp/anzen/cc/03_feature.html
一般的に塗料製造に使用され、PRTR法に記載された第1種指定化学物質の中で、大気中に放出される蒸気圧0.01kPa以上(293.15K = 20℃)の有機溶剤、または使用時の特定の条件下で揮発性となる物質。
水性と油性
互いの弱点は打ち消されメリットだけをグランデ有機HRCに宿す
水溶性溶剤塗料グランデ有機HRCは、塗料として最適化する過程で、複数の水溶性溶剤を組み合わせてつくられています。これにより水性塗料と油性塗料の問題を解決し、両方のメリットを兼ね備えた革新的な塗料が誕生しました。





グランデ有機HRCの性能の鍵を握る水溶性溶剤

弱点のない性質が耐候性を高みへと突き上げる
塗料の耐候性は樹脂によって序列化されていますが、使用される溶媒の種別によっても分類し、体系化することができます。塗料本来の潜在能力を余すことなく顕在化させることができる水溶性溶剤。それはあらゆる樹脂の耐候性を、水性塗料や油性塗料では辿り着けなかった新しいステージへと引き上げます。

有機HRCとは
塗膜劣化のメカニズムを徹底的に解明し
全てにおいて耐久性を優先する3つの製法設計技術
これまで有機化合物の宿命であった紫外線劣化を抑えるため、劣化因子“ラジカル”を制御する技術や、無機素材をハイブリッドさせた塗料など、さまざまな塗料が研究・開発されてきました。 建築用塗料は、現場調合、現場施工、常温硬化、作業性、コスト、環境配慮など多くの制約があります。 「有機HRC技術」は、それらの制約条件をクリアしながら、塗膜のあらゆる劣化要因を研究・解明し、無機塗料を超える耐候性を実現するために組み立てられたパーフェクトな製法設計技術です。 既成の塗料開発とは全く異なる概念により、建築用塗料として国内随一の耐候性と塗膜強度を実現した次の時代の塗料、それが「有機HRC塗料」です。

HRC 3つの製法設計技術
①High Resin Combine
高度な樹脂の複合技術
単一の樹脂設計にとらわれない有機樹脂の複合技術。エネルギー分解に強く、柔軟性と強度をあわせ持つ強靱性を発揮。

②High Radical Control
高次元ラジカル制御技術
多重ラジカル制御形酸化チタン、HALSの樹脂合成、高配合UVAとの相乗効果など、最高レベルのラジカル制御でラジカル分解を効果的に抑制。

③High Regulation Color
高耐候厳制調色技術
耐候性が低く最も色あせしやすい黄と赤を全て黄土と赤さびに置き換えて色を表現。短期的なわずかな色差よりも長期の耐退色性を優先し、どの色でも色あせに強く、退色リスクを払拭。

①High Resin Combine 〜高度な樹脂の複合技術
4つの有機樹脂の複合技術が最高峰の塗膜性能を創造
無機塗料を超える塗料を創る ― その答えは有機素材の中にありました。 異なる4つの樹脂のポテンシャルを最大限引き出し複合化した、有機樹脂複合技術が生んだ全く新しい塗料用有機素材が、最高峰の塗膜性能を創り出します。
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あらゆる劣化因子に破壊されることのない有機系セラミックス樹脂が塗膜表面を覆い、塗膜劣化の3大要因である紫外線・熱・水に負けないセラミックス特性を塗膜上で再現します。
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アクリル原料の中で最も耐候性に特化したCHMAモノマーを主原料に採用。このアクリル樹脂だけでもフッ素塗料に並ぶ耐候設計が可能となり、有機系セラミックス樹脂の結合剤としても働きます。
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特殊なウレタン樹脂が強靱な3次元架橋構造を形成。塗膜の機械的強度を大幅に向上させ、塗膜に高い靱性を付与します。
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CHMA系アクリル樹脂や有機系セラミックス樹脂と架橋し、強固な3次元網目構造を形成。靱性を強化し、耐クラック性や下地への付着性を向上させます。
グランデ有機HRCの反応構造 ~4つの有機樹脂複合技術~

有機樹脂複合技術が、塗料の新しい可能性を拓く
無機成分に頼らない特殊有機複合樹脂は、
無機塗料特有の構造的な限界を克服し、塗料の新しい可能性を広げます。
無機塗料の弱点こそが、新たな創造の源
無機塗料は、本来柔軟性に乏しい無機成分に有機成分を架橋させて柔軟性を持たせています。しかしこのハイブリッド構造は、経年とともに有機成分が先に劣化・分解し、塗膜の硬化と脆化が進むという性質も持っています。その結果、塗膜はまるで薄いガラスのように割れやすくなり、 振動や基材の動きといった外的要因によって脆性破壊が生じやすくなります。

特に、耐候性向上を目的として無機比率を高めた無機塗料ほどこの傾向は顕著となるため、結果として無機塗料のさらなる耐候性向上の実現には構造的な限界がありました。
経年でも硬化・脆化しない有機HRC塗料の塗膜
ともに耐候性の高い無機塗料と有機HRC塗料ですが、その違いは、経年でも硬化・脆化しない有機HRC塗料の構造にあります。

〈促進試験1000時間経過時の塗膜拡大写真〉

●無機塗料は長く光沢を維持しながらも、やがて目視ではわからない微細なクラック(脆性破壊)が少しずつ進行します。

●シリコン塗料は、無機塗料のようなクラックは確認されませんが、完全に光沢を失いチョーキングを起こし、塗膜としての役割を果たしていません。

●有機HRC塗料が持つしなやかな強靱性は、塗膜本来の耐候性を一切妨げることなく、その持続性を支え続けます。
特殊有機複合樹脂が可能にする
柔らかさと強さを両立した強靱な塗膜
弾性塗料は微細なひび割れにも追従する柔軟性がメリットであり、一方の硬性塗料は強度が高く耐候性や低汚染性が大きなメリットです。有機HRC塗料の塗膜は、硬性塗膜が持つ耐候性や防汚性を損なうことなく、曲げや引っ張り、伸びに強い靱性の高い塗膜を形成。建物を強靱なスーツで包み込みます。

有機HRC塗料の塗膜は、弾性塗料と硬性塗料双方の特長を兼備
外壁材(サイディングボード)の繋ぎ目であるシーリング上部は柔らかく、硬性塗膜では基材の動きに追従できずにひび割れや剥離が発生しやすい箇所です。有機HRC塗料の高靱性塗膜は、硬性塗膜の耐候性と低汚染性を持ちながらも、しなやかな柔軟性も発揮します。
※長期的なひび割れの抑制を保証するものではありません。
【可とう性試験】
硬性塗膜(無機塗料)

硬性塗膜は0.8mm伸長した際にひび割れが発生。
グランデ有機HRC

グランデ有機HRCの塗膜は10mm以上伸長してもなおひび割れは生じませんでした。
②High Radical Control 〜高次元ラジカル制御技術
ハイレベルなラジカル制御技術で塗膜劣化を長期にわたって抑制
ラジカルとは、塗料に含まれる酸化チタン(白顔料)が紫外線や酸素、水などに接触することで発生する劣化因子のことです。人の肌や塗料の樹脂のような有機質を破壊し塗膜劣化の原因になっています。 このラジカルの発生を抑制する技術は「ラジカル制御」と呼ばれ、ほぼ全ての外装用塗料に採用されていますが、その制御レベルは各製品で大きく異なります。 グランデ有機HRCは3つを組み合わせた最も効果的な制御手法によってラジカルを最小限に抑え、樹脂の分解作用を長期にわたって抑制します。

5つのステージコントロール技術でラジカルを制御
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Ⅰ
厚い多重構造無機バリア層で酸化チタン(白顔料)の表面をコートして紫外線の侵入を防ぐ。
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Ⅱ
発生してしまったラジカルも厚い多重構造無機バリア層内に封じ込めラジカルの増殖を抑制。
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Ⅲ
紫外線を吸収し熱などのエネルギーに変換して放出する紫外線吸収剤(UVA)を高配合。
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Ⅳ
発生したラジカルを封じ込め増殖を抑制する光安定剤(HALS)を樹脂に合成し長寿命化。
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Ⅴ
樹脂にはラジカル分解にもエネルギー分解にも強い特殊有機複合樹脂を採用。

多重ラジカル制御形酸化チタン採用多重構造無機バリア
グランデ有機HRCは自動車や重防食などの極めて高い耐候性が求められる分野で使用されている多重ラジカル制御形酸化チタンを、住宅塗装分野において業界に先駆けて採用しました。
一般的なラジカル制御形白顔料
ラジカル制御の効果が見られるものの、バリア層が薄いため完全には封じ込め切れず、樹脂に含まれる有機質を破壊。


多重ラジカル制御形酸化チタン[多重構造白顔料]
グランデ有機HRCの厚い多重構造無機バリア層は、発生してしまったラジカルをバリア層内に封じ込めラジカルの増殖を抑制し、樹脂に含まれる有機質を守ります。


光安定剤(HALS)の合成と紫外線吸収剤(UVA)の高配合による長寿命化
グランデ有機HRCはHALSとUVAの組み合わせ試験を重ね、最大の相乗効果が得られる設計を追究。また、添加しただけではブリード(溶出)しやすいHALSを、耐候性の高いCHMA系アクリル樹脂の骨格中に合成。HALSのラジカル捕捉機能の長期維持を可能にします。

③High Regulation Color 〜高耐候厳制調色技術
耐候性を最優先する顔料調合で後悔のない色選びを真に実現
不可避と思われた経年での色あせ。長期的に色あせを防ぐ手掛かりは、常識にとらわれない調色手法と着色顔料の選択にありました。退色不安を払拭した塗膜は長期にわたり色彩を保ち、建物の美しさを維持し続けます。
有機顔料の制限
化学的に安定で劣化や色あせに強い無機顔料に対して、有機顔料は早期に色あせします。有機HRC塗料は、最も色あせしやすい黄と赤を全て黄土と赤さびに置き換えて色を表現。

無機顔料・有機顔料の退色変化
無機顔料に対し有機顔料は耐候性が低く早期退色しやすい。組み合わせた顔料の耐候性により、塗膜は退色・変色に差が生じ、時間の経過に伴いより進行していきます。

長期の耐退色性を優先した有機HRC塗料の顔料調合
有機HRC塗料は、耐候性の低い有機顔料を使わずに調色するため、調色時にわずかな色差が出ることがあります。しかし、経年後にこの差は逆転し、色あせが進む一般塗料に比べて、色あせに強い有機HRC塗料は塗装時の色を保ち続けます。

グランデ有機HRCの調色について
グランデ有機HRCは、塗膜の耐候性を阻害する顔料を制限しているため、
色見本帳のなかでも限界色での対応となる色があります。
詳細は製品カタログをご覧いただき、必要に応じて塗り板にてご確認ください。
高い耐候性が発揮される艶あり製品のみラインナップ
艶消し、半艶(5分艶)などは、艶調整剤を添加することで作られますが、艶調整剤を入れる分、樹脂量の配合率は低下するため、同じ製品であっても艶の違いで樹脂の性能には差が生じます。有機HRC塗料は樹脂の優れた性能を最大限発揮させることを優先した艶あり製品のみのラインナップです。

優れた高耐候性を発揮し
圧倒的なライフサイクルコストの低減を実現
グランデ有機HRCの緻密で強靱な塗膜は、紫外線や雨風などの外的要因から建物を守り、
その美観を長期にわたって保持します。
促進耐候性試験

グランデ有機HRCを塗布した試験片で35年相当の促進耐候性試験を行った結果、約30年相当の時点で初期の外観変化が見られ、35年相当を経過した段階で劣化の進行傾向が見られました。他の高耐候塗料と比較しても、その劣化進行は極めて緩やかです。また、屋根や外壁において著しい色あせやチョーキングが発生する塗り替え推奨期(光沢保持率40%未満)までは、まだ十分な耐候性を残していることがわかります。
※期待耐用年数は、塗膜の下地保護機能が著しく低下し塗り替えが必要とされる時期の目安であり、保証年数ではありません。また、各製品の標準塗装仕様に準拠し、適切な施工および環境条件下で塗装された場合を前提としています。 ※期待耐用年数が経過しても、必ずしも直ちに塗り替えが必要な段階とは限りません。実際の建物では、色あせやチョーキングといった外観変化の程度を目安に、総合的にご判断ください。 塗料の期待耐用年数についてはこちらをご覧ください
優れたコストパフォーマンスを実現
住宅の塗り替えに使用する塗料は種類によって価格や耐候性が異なります。グランデ有機HRCは耐候性が高く塗り替え周期が長いので、長期的にみればライフサイクルコストは低減されます。グランデ有機HRCは無機塗料を上回る優れたコストパフォーマンスと圧倒的なライフサイクルコストの低減をかなえました。

雨水が汚染物質を流し落とすハイドロクリーニング
効果により優れた低汚染性を実現
シラノールとはアルコキシシランを加水分解して得られる親水性を発揮する化合物です。表層が変成したその塗膜は付着した汚染物質をハイドロクリーニング効果により雨水が流し落とします。また、静電気の帯電も少なくチリやホコリを寄せ付けず、建物の美しさを長期にわたり保ち続けます。
シラノール親水技術
塗装直後
アルコキシシランが塗料樹脂全体に混ざっている

乾燥・成膜過程
空気中の水分と反応(加水分解)し、シラノールになり表層に配列される

成膜後
塗膜表層にシラノール層を形成し、超低汚染性塗膜ができる

撥水性と親水性
グランデ有機HRCは塗膜の表層にシラノール層を形成することで親水性塗膜となります。
【親水性の低い塗料】

〈親水性の低い塗料〉
塗膜に水滴ができてしまう(撥水状態)。
【グランデ有機HRC】

〈グランデ有機HRC〉
親水性で水が塗膜によく馴染む。
防藻・防カビ効果と超低汚染性
【防藻・防カビ性】
長期間、藻やカビの発生を防ぎます。

【超低汚染性】
雨で汚れを流し落とすレベルアップされたハイドロクリーニング効果。

親水性に優れた塗膜表面と汚染物質の間に雨水が入り込み、汚染物質を浮き上がらせ、そのまま流し落とします。
【ご使用の塗料に添加するだけで性能アップ】強力防藻・防カビオプション

住宅に高い頻度で検出される57種のカビ・細菌を含む2,000種もの菌・藻類に対し優れた効果を発揮する、世界最高レベルの防藻・防カビ剤。使用する上塗り塗料に少量入れるだけで、大切な建物の美観を長期にわたり保持します。
製品紹介ページはこちら
雨筋汚染ばく露試験(当社規格)
水溶性溶剤が形成する緻密で滑らかな塗膜は、親水技術と相互に作用し長期的な防汚性を発揮します。



塗装現場のさまざまなシーンにワイドに対応




グランデ有機HRCは各種外壁(サイディングボード・モルタルなど)、各種屋根(カラーベスト・トタンなど)はもちろん、鉄部、木部、硬質塩ビなどの付帯部の塗り替えまで幅広く対応。 付着性に優れているため、付帯塗装には下塗りなしで使えるなど、抜群の作業性で多目的用途に広くご活用いただけます。
付帯塗装を想定した多様な基材への付着性試験

クロスカット試験(JIS K 5600-5-6)
塗膜に基材まで達する格子状の切れ込みを入れ、その上にセロハンテープを圧着しテープの端を60°の角度で強く引き剥がし、付着性を評価します。



グランデ有機HRCは特殊なエポキシ架橋剤により2液油性塗料に劣らない付着力を発揮するため、2液油性塗料同様、付帯部へは下塗りなしでの直接塗装も可能です。
あらゆる性能を兼備する水溶性溶剤塗料が
住宅塗装のスタンダードを変える
優れた耐候性に、水性塗料同様の作業性と油性塗料の機能性、そして、2液油性塗料にも劣らない美しい仕上がり。
住宅塗装の常識を超え、鉄壁の塗膜性能を兼備したグランデ有機HRCは、建物の耐久性と美観に長期的に貢献します。
美しい仕上がり
一般的な水性塗料は、分子量の大きいポリマー粒子が膜を形成するため、表面の滑らかさや光沢感が油性塗料に比べて劣ります。しかし、水溶性溶剤を使用した2液反応架橋機構は、分子量の小さいポリマー鎖を反応させて高分子化するため、水溶性でありながら油性塗料のような優れた付着性と美しい仕上がりを実現します。
水性高分子エマルジョン(一般的な水性塗料)

仕上がり:さざ波模様

はじめから分子量の大きい樹脂が水に分散しているため、塗布して融着が進んでもレベリング性が低く平滑になりにくい。
水溶性溶剤塗料

仕上がり:平滑模様

2液油性塗料と同様、分子量の小さい状態から硬化剤と反応することで高分子化するため、油性塗料のように艶やレベリング性に優れている。
優れた光沢感
水溶性溶剤塗料は、従来の油性塗料をも超える光沢を持ち、建築用塗料として最高レベルの艶を実現します。
一般水性塗料(艶あり)
グロス値:76.2

一般油性塗料(艶あり)
グロス値:81.5

グランデ有機HRC(艶あり)
グロス値:86.2

| 試験成績 | JIS K 5660 つや有合成樹脂エマルションペイント 「容器の中の状態」「塗装作業性」「塗膜の外観」「低温安定性」「表面乾燥性」「隠ぺい率」「鏡面光沢度」「耐水性」 JIS K 5658 建築用耐候性上塗り塗料 「耐酸性」「付着性」「重ね塗り適合性」 JIS K 5600 塗料一般試験方法 「耐アルカリ性」 自社試験法 「促進耐候性」 全項合格 |
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